アメリカ政治の歴史・・・その4
一九七二年の十一月に行われた大統領選挙では『ワシントン・ポスト』紙の追及があったものの、ニクソン大統領は致命的なダメージを受けることもなく、民主党の大統領候補であるJ.マクガヴァンを大差で破って、再選されたのでした。
しかしその後、ニクソン大統領は『ワシントン・ポスト』をはじめとする多くのマスコミ等によって、ウォーターゲート事件との関係を追及されていきました。
さらに事件の裁判審理の過程において、この事件は実際には元司法長官のミッチェル再選委員長を中心に計画が練られたこと、またH.ハルドマン大統領補佐官らニクソン大統領の側近も関知していたことが明らかにされたのです。
そこでニクソン大統領は、一九七三年四月ハルドマンおよびJ・アーリックマンの両大統領補佐官、R・グラインディーンストン司法長官を辞任させるとともに、J・ディーン法律顧問を罷免し、自分自身は事件の計画をまったく知らなかったと釈明しました。